【会話でわかる】ベンチャーキャピタルとインキュベーターの違いとは?初心者向けやさしい解説

ビジネス・スタートアップ

お金持ちのおじさんと頼りになるお兄さんの違いとは?

ねぇお母さん、今日もひとつ質問いい?

もちろん。どうしたの?

昨日X(Twitter)で“VCとインキュベーターの違い”ってのが流れてきたんだけど、正直、何がどう違うのかさっぱりで……。どっちも起業家を助ける人でしょ?

いい質問だね、リスちゃん。じゃあ今日はそれを、わかりやすく“例え話”で説明してあげよう。

やったー!


まず“ベンチャーキャピタル”は、そうだね……“お金持ちのおじさん”みたいな存在かな。

お金持ちのおじさん……ちょっと怪しい響きだけど?

ふふ、大丈夫。ちゃんとしたビジネスの人たちだよ。ベンチャーキャピタルは、お金を出す代わりに、“あなたの会社の一部(株)ちょうだいね”って言うんだよ。

なるほど。たとえば“1000万円あげるから、あなたの会社の10%ちょうだい”って感じ?

その通り。お金はくれるけど、基本的には“あなたが自分で頑張って育てなさい”ってスタンス。アドバイスや紹介はしてくれるけど、育てるのはあなた次第って感じかな。

うわー、自立を求めるタイプのおじさんだね。

でも、急成長できる可能性が高い会社には、ガツンと大金を出してくれるのがこのタイプ。


じゃあ、“スタートアップインキュベーター”ってのは?

こっちはね、“頼りになるお兄さん”みたいな存在。お金も少し出してくれるけど、それ以上に“場所、道具、人脈、ノウハウ”を一緒に提供してくれるのだよ。

えっ、なんかめっちゃ親切!

そうだよ。たとえば、リスちゃんがケーキ屋さんを始めたいとして——

うんうん、ケーキ大好き!

インキュベーターは、“じゃあこのキッチン使っていいよ。材料もある程度用意しておくね。レシピも一緒に考えよう。あと、ケーキに詳しいシェフも紹介するから”っていう感じかな。

至れり尽くせり〜!それってお金取られないの?

ううん。たいていは、少しの株式を渡す代わりにこうした支援を受けるの。でも、ベンチャーキャピタルよりは“お金<支援”なイメージだね。」


ねぇ、お母さん。じゃあ、どっちがいいの?お金持ちのおじさんと、お兄さんだったら…

それはリスちゃんの状況によるんだよ。たとえば——
「もう自分でビジネスできる力がある!」 → お金が欲しい → ベンチャーキャピタル
「まだビジネス経験が少ない、でも学びたい!」 → ノウハウや環境が欲しい → スタートアップインキュベーター

あー、なるほど。学校でいうと、塾に通わずに独学で大学合格を目指すか、先生にマンツーマンで教えてもらいながら成長するか、って感じ?

その例え、すごくいいよ!まさにそういう違いだよ。


ベンチャーキャピタル=お金を出して応援する投資家。
スタートアップインキュベーター=ノウハウや人脈を提供して一緒に育ててくれる支援者。で合ってる?

完璧だよ、リスちゃん!

ありがとうお母さん!今日のアイスは私のおごりだよ〜🍨

ふふ、それじゃあ遠慮なく♪


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